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作品説明
金欠でタバコを切らしていた相沢ゆかりは、入金待ちの金欠で、最後のタバコを切らしていた二階の角部屋に住む27歳の女性。大家の田所に「1本ない?」とたかり、箱ごと欲しくなった彼女は、自分から取引を持ちかける。対象は五十五歳の小太りのおっさんで、キスはなし、胸も触らせない、さっさと終わらせる。ゆかりにとっては、財布から札を抜くのと変わらない、ただの取引のはずだった。しかし田所は、温厚な顔の裏で、差し入れの缶チューハイに媚薬を混ぜていた。感じるわけがないと高をくくっていたゆかりの身体は、本人の知らないうちに、少しずつ作り変えられていく。タバコ一箱から始まった取引が、彼女を引き返せない場所まで連れていく。
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